退職、失業保険、再就職は肩の力を抜いて切り抜けよう

退職、失業保険受給、再就職。人生の一大イベントですが、そんなときこそ肩の力を抜いてリラックスして切り抜けたい。

職務経歴書のポイント

1.職務経歴書 技術職

技術職の職務経歴書のポイント

職務の遍歴よりも、職務の内容を伝えることが大切ですので、キャリア式の職務経歴書が適しています。例えば、商品開発の仕事であれば、商品ごとの仕事内容、開発の期間、売上実績等を整理して表します。


採用担当者が読んでも、わからないような専門用語を使わないよう注意し、誰にでもわかりやすいものを作成するように心がけましょう。

また、技術的に優れていても、協調性のない人や自分勝手な人は、採用の際、不利になりますので、専門的知識だけでなく、企画・提案力やコミュニケーション力がある視野の広さをアピールするすることも大切といえるでしょう。

 

技術職の職務経歴書の主な項目

仕事の内容:研究・開発などどんな仕事をしてきたのか。
製品・商品名:仕事をしてきた製品・商品名を挙げ、どう関わったのか。
実績:商品・製品がどのくらい売れて、会社に貢献したのか。
資格:医療やIT系などは資格が求められることが多いので明記。
海外経験:国際的視野が求められるので海外経験は有利。
特許・実用提案:個人的な特許や特許に関わった経験があればアピール。

 

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2.職務経歴書 販売・接客職

販売・接客職の職務経歴書のポイント

営業職の方の職経歴書と同じように、実績を示し、編年体式を中心にまとめ、特にアピールしたい職務をキャリア式で書くのが有効でしょう。

ポイントは、できるだけ具体的に書くことです。

飲食店につとめていたのであれば、どのような形態の店であったのか(ファミリー向けのレストラン・回転すし店・高級割烹など)、服屋であればミセス向き・紳士向きなどターゲットについて、また店の規模なども紹介しましょう。

 

販売・接客職の主な項目

取扱商品:どんな商品を扱っていた店なのか
店の形態:どんな企業のどの程度の規模の店にいたのか
顧客層:ターゲットにしていた年齢層や男性向けか女性向けか
実績:店の売上げや利益。また貢献したことがあればアピール。
理経験:店長など管理職の経験がある場合は、部下の人数や管理スタイルを。
理念(モットー):心がけている接客マナーなど。
その他:管理職経験者はチームのノルマ、達成実績、部下の人数など。
パソコンスキルなど。

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職務経歴書のポイント 営業職 事務職 専門職

1.職務経歴書 営業職

営業職の方の職経歴書は、編年体式を中心にまとめ、特にアピールしたい職務をキャリア式で書くのが有効でしょう。


営業職の主な項目

取扱商品:これまで取り扱ってきた商品の名称・内容をわかりやすく。
営業形態:ルートセールか飛び込み営業か。独自の工夫やアイディアがあるならば、内容とその成果をアピール。
活動エリア:国内か海外か。国内なら都道府県・市町村名など担当エリアを、海外なら相手国を明記。
対象顧客:個人か法人か。どのような客層を対象にしていたのかを説明。
営業実績:ノルマや目標とその達成率。売上成績。社内表彰の経験など。数字を挙げ具体的に記載。グラフや表を使ってビジュアル的に表現してもよい。
顧客管理:担当した顧客数やその推移など。人脈、信頼関係を築くために、どのようなことを心がけ、努力したか記載。
その他:管理職経験者はチームのノルマ、達成実績、部下の人数など。
パソコンスキルなど。

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2.職務経歴書 事務職

事務職の職務経歴書のポイント

「どのくらい多くの実務をこなしてきたか」、「どのような立場で仕事に関わったか」、また幅広い事務経験をアピールすることが有効です

キャリアが長く、専門性が高い人は、職歴を編年体式で簡単にまとめ、職務内容をキャリア式で記載するのが有効と思われます。

一方、キャリアが短く、特に専門性がない人は、異動・昇進がなくても、業務が増えたとき、専門性が高まったときなどを経歴の中の1項目とし、成長の記録とします。編年体で記載し、アピールしたい部分を別項目(自己PRの項目など)を設けて記載するとよいでしょう。


ただやってきたことを漠然と羅列するのではなく、
「自主的に仕事のレベルアップ(自分スペシャリティを磨くこと等)に努力してきたこと」、「業務の改善・効率化の提案をしてきたこと」などについて自己PRしましょう。


事務職の職務経歴書の主な項目

実務経験:これまで経験した仕事の中身を具体的に説明。
専門性:実務経験で身につけた専門知識をわかりやすく説明。
OA機器:経験のあるソフトなどを明記。
提案数:提案し、実行された事案があればアピール。
その他:事務職の目標の効率化と省力化への貢献について。仕事に有益な資格。

 

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3.職務経歴書 専門職

専門職の職務経歴書のポイント

どんな仕事をしてきたのが重要視されます。

これまでの仕事内容を具体的に示すことが大切です。

リエーター系(コピーライターやカメラマンなど)は作品の写真、企画書を持参したりして実力をアピール、医療系、調理系、美容・理容系は職歴や資格の他に仕事の信条を訴えるとよいでしょう。

リエーター系は、キャリア式、医療系、調理系、美容・理容系は、編年体式を中心にまとめ、特にアピールしたい職務をキャリア式が適していると思われます。


専門職の職務経歴書の主な項目

作品:クリエーター系は作品などの写真を添付。
実績:関わった仕事の内容と会社への貢献(具体的な利益等)をアピール。
表彰:業界や企業内で表彰経験があればアピール。
資格:資格が必要な職種にはもっている資格の内容を正確に伝える。
協調性:チームでのプロジェクトに積極的な姿勢を示す。
イデア:持ち込みたい企画や提案があるなら企画書にして添付。

職務経歴書の書き方~レイアウト、内定に関するトラブル

1.職務経歴書の書き方~レイアウト

 

自由書式ですが、用紙いっぱいにも文字が詰まっていたり(あるいは余白がやたら多い)、行間・字間が狭すぎたり(あるいは広すぎたり)であっては、非常に見にくい(あるいは見栄えのよくない)職務履歴書になってしまい、第一印象の悪いものとなってしまいます。

 

市販の職務経歴用紙を使う場合、バランスよく書き込むことのできる文字数は1行に20~25文字。(目安)


タイトルや見出しをつけて、読みやすいものに仕上げます。


タイトル等は、文字を大きくしたり【】でくくったり、■をつけて本文より目立たせるなどメリハリをつけましょう。

 

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レイアウト工夫例

2009年4月  株式会社クローバー商事入社

【会社概要】
資本金:20億円
売上高:300億円 
従業員数:980人
事業内容:食品輸入

【職務内容】スーパー・百貨店への営業
【実  績】
■1年度 37軒 1.8億円(対ノルマ105%)
■2年度 51軒 3.1億円(対ノルマ110%)
■3年度 63軒 5.5億円(対ノルマ107%)


2013年6月  同社 人事部に異動

【職務内容】 勤労部門担当

 

2.内定に関するトラブル

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●事例:健康問題が理由で内定を取り消された


採用内定後に、健康診断がありました。

その結果、入院治療が必要な内蔵の病気が見つりました。

これを理由に内定を取り消すことになっていまったのですが・・・

●解 説

内定の取り消しは、合理的理由が必要とされます。

このように、疾病による場合は、内定した会社での勤務に耐えうるものかどうかよく会社と内定者とで話合わなければなりません。

内定者は、就業に問題がないことを会社にきちんと説明し納得のいくまで話合いましょう。

ただ単に、大丈夫です、健康管理は怠りませんというだけでは信憑性がありませんので主治医、産業医の意見は必須かと思われます。

内定者が、主治医等の意見を取り入れ、就業できる旨を証明できたのに、入院するから無理と会社が内定取り消しを強行したならば、それは不当な解雇と同等な扱いと言える場合
がありますので、労働相談センターや労働基準監督署に相談をしてみるべきです。


●ポイント

内定の取り消しは解雇に準じた合理的理由が必要とされる可能性があります。
病気の場合、就業ができるかどうか十分の検討、話合いが必要です。

単に、健康不良というだけで内定取り消しはありえません。

職務経歴書の書き方~基本事項、必要な項目

1.職務経歴書の書き方~基本事項

 

(1)手書き?それともワープロ

どちらでも構いませんが、ワープロが一般的です。

(2)枚数は?

1枚~3枚程度。

(3)用紙のサイズは?

A5もしくはB5。
履歴書と同じサイズ又は履歴書を2つ折りにしたサイズと同じにするのが一般的です。


(4)どんな用紙を使うか?

上質紙。白色、無地。

様式は自由ですが、大きな文具店などで市販の職経歴書用紙を手にいれることができるようですので、それを活用しても構いません。

 

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2.職務経歴書の書き方~必要な項目

●絶対的必要項目


職務経歴書を書くにあたって外せない項目です。

・作成日

・氏名

・捺印(氏名の横に押印)

・職務経歴(入社・配属・実績・昇進等)

・職務内容(どのような業務を行ってきたのかを具体的かつ簡潔に)


●相対的必要項目

自己PRになる項目があれば付け加えます。

・経験したイベント(コンクール・ショー等)

・受賞暦(コンテスト・功労等)

・資格取得(宅建主任・社会保険労務士中小企業診断士等)

・プロジェクト参加経験

・社外活動(勉強会等趣味の中でビジネスに有意義であるものなど)


●その他

・希望職種を氏名に続き、冒頭に記入してもよい

・応募資格(ある一定の年数以上の実務経験要など)がある場合は、
 経験年数などを記入

 

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3.職務経歴書の書き方~主な形式

基本的に、形式は決まっておらず、自由にまとめるものですが、

一般的に

 ・編年体式 ・キャリア式 

の2つのタイプに分けられています。


編年体

従事した職務を年代別に書いていくもので、最も一般的なスタイルです。

通常、古い年代順に記載していきます。

欧米では、逆から(新しい出来事から)書くのが一般的です。

外資系企業に応募する場合には後者の順で作成すると有効でしょう。

また、最近は、外資系に限らず、逆年代順で書くものも増えています。

応募者の最近における職務内容・実績をまず知りたいという採用する側の考えからでしょう。

メリット:
昇進や異動がどれくらいの期間で行われたのかがわかりやすい。
したがって、能力・適正の進展度がわかりやすい。

デメリット: 特記したい職務や経験が流れに埋もれてしまいやすい。

デメリットをカバーするために、アピールしたい項目については、自己PR欄などを別に設けて具体的な情報を盛り込むようにするとよいでしょう。


キャリア式

勤務先や年代にこだわらず、特定の職務経験やプロジェクト経験を中心にまとめるスタイルです。

時間の長さだけでは量ることのできない成果のある人、職種は同じだが、多くの業務に携わった人向き。

具体的にいうと、技術職や専門職、総務等のエキスパートなど広範囲で経験豊富さが売りになる人にとっては、自分の有するノウハウやキャリアをアピールできるので有利です。

メリット:
年代にこだわらずに、自分がアピールしたい部分を強調できる。
採用する側は業務分野ごとの経験度合や習熟度を知る上で便利。

デメリット:
時系列になっていないため業務に携わった期間や異動の有無がわかりにくい。
したがって能力・適正の進展度が伝わりにくい。

デメリットをカバーするために、勤務先別・年代順の略歴をつけておくと、採用する側の便宜の配慮となってよいでしょう。

履歴書の書き方 志望動機・本人希望欄

1.履歴書の書き方/志望動機

志望動機


志望動機を書くためには、まず

求職する会社を知ること そして 自分自身を知ること

から始めます。

 

同業界の中からどうしてその会社を選んだのか 
そして、そこで自分が何ができるのか あるいはやりたいのか
ということが志望動機につながります。

 

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会社を知るためには、その会社と同業界のほかの会社について情報を収集します。そして、自分との接点(=自分ができること、やりたいこと)をみつけ出します。

 

「貴社の将来性・・」や「御社の社風・・」と書くと、具体的にどういうことをさしているのかと尋ねられる可能性大ですので、きちんと答えれるようにしておかないと苦しい面接となってしまうので気をつけましょう。

 


志望動機を書くコツ

 

☆熱意を伝える
   どうしてのその会社でなければならないのか・
   入社後どんなことをしたいのかなどを伝えましょう

 

☆エピソードを交える
   これまでやってきたことで感じた疑問や発見などを具体的なエピソードを
   交えます。また趣味・特技などと連動させて、希望職種の適性、今後の豊富
   などを伝えるものよいでしょう。

 

☆簡潔に述べる
   限られたスペースですので、要点を押さえ、明確に簡潔にまとめます。
   要点が何であるかがぼけないよう要注意です。

 

2.履歴書の書き方/本人希望欄

 

本人希望欄


給与や勤務地・勤務時間については、面接時に直接話すほうがよいので、ここで、あえて細々と書く必要はないかと思われます。(あらかじめ書くように先方から指定がある場合を除く)

 

書く場合には、以下の点に注意します。

 

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希望給与: 

あまり大きな額を書くといい印象を与えないかもしれません。

「御社規定に準ずる」とするのが一般的です。もし希望する額を書くのであれば、自己PRとつなげて妥当な金額であるということを伝えるべきでしょう。

 

勤務時間・勤務地:

募集広告などで確認して、「問いません」「御社規定に準ずる」「転勤可能」など記入します。何か制限すべきことがあるのなら、その旨を書きます。

 

勤務時間については、募集記事等に「応相談」となっているところがあるので、その場合は具体的な時間を記入するとよいでしょう。

 

定時の勤務時間が決まっているところであるのなら、とくに希望しないのが一般的です。

 

志望職種:

書くほうが好ましいでしょう。

自己PRを兼ねて書くのもよいでしょうが、あまり書きすぎると くどくなるので、なるべく簡潔に書いたほうがベターです。

 

履歴書の書き方 志望動機・本人希望欄

 1.履歴書の書き方 志望動機

志望動機


志望動機を書くためには、まず

求職する会社を知ること そして 自分自身を知ること

から始めます。

 

同業界の中からどうしてその会社を選んだのか 

そして、そこで自分が何ができるのか あるいはやりたいのか

ということが志望動機につながります。

 

会社を知るためには、その会社と同業界のほかの会社について情報を収集します。

そして、自分との接点(=自分ができること、やりたいこと)をみつけ出します。

 

「貴社の将来性・・」や「御社の社風・・」と書くと、具体的にどういうことをさしているのかと尋ねられる可能性大ですので、きちんと答えれるようにしておかないと苦しい面接となってしまうので気をつけましょう。

 

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志望動機を書くコツ

☆熱意を伝える

どうしてのその会社でなければならないのか・

入社後どんなことをしたいのかなどを伝えましょう

 

☆エピソードを交える

これまでやってきたことで感じた疑問や発見などを具体的なエピソードを交えます。

また趣味・特技などと連動させて、希望職種の適性、今後の豊富などを伝えるものよいでしょう。

 

☆簡潔に述べる

限られたスペースですので、要点を押さえ、明確に簡潔にまとめます。
要点が何であるかがぼけないよう要注意です。

 

2.履歴書の書き方 本人希望欄

 

本人希望欄


給与や勤務地・勤務時間については、面接時に直接話すほうがよいので、ここで、あえて細々と書く必要はないかと思われます。(あらかじめ書くように先方から指定がある場合を除く)

 

書く場合には、以下の点に注意します。

 

希望給与: 

あまり大きな額を書くといい印象を与えないかもしれません。

 

「御社規定に準ずる」とするのが一般的です。もし希望する額を書くのであれば、自己PRとつなげて妥当な金額であるということを伝えるべきでしょう。

 

勤務時間・勤務地:

募集広告などで確認して、「問いません」「御社規定に準ずる」「転勤可能」など記入します。何か制限すべきことがあるのなら、その旨を書きます。

 

勤務時間については、募集記事等に「応相談」となっているところがあるので、その場合は具体的な時間を記入するとよいでしょう。

 

定時の勤務時間が決まっているところであるのなら、とくに希望しないのが一般的です。

 

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志望職種:

書くほうが好ましいでしょう。

 

自己PRを兼ねて書くのもよいでしょうが、あまり書きすぎると くどくなるので、なるべく簡潔に書いたほうがベターです。

 

 

履歴書の書き方 特技・好きな学科・健康状態・長所、短所

1.履歴書の書き方/特技・好きな学科

 

特 技


自信をもっていることを書き、面接で話題が広げたり、自己PRにつながるようにしましょう。

 

空欄にするのは避けたいところですが、特にないのであれば無理をして書く必要はありません。

 

得意でもないのに無理して書くと、面接時、つっこまれた時にすぐ見破られてしまいます。

 

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そういう事態になるくらいなら書かない方がいいと思われます。(特技がないということが採用するかしないかに直接関わってくるということはまず考えられません。)

 

いくら特技であってもギャンブルと書いてはいけません。

 

例:

 スピーチ(結婚式等の祝辞ではいつもいい評判を頂いてます)

 ワープロの文字打ち(1分間に○○字打つことができ、資料作成
 等には長方しています)

 マラソン(年に3?4回大会に出場し、毎朝トレーニングを行って
 います)

 立ち直りが早い

  
好きな学科

 

学生時代の科目でなく社会に出てから興味をもってやってきたことを挙げても構いません。

 

その好きな学科を通して何を得たかや何をやっていこうと思っているかなどあれば書きましょう。

 

現在も勉強していることであれば、どのように勉強をしているかも書きましょう。

 

特技同様、好きな学科についても自己PRにつなげます・

 

どうしても思い当たらないという場合は、学んで楽しかったことやこれからもっと知りたいこと等から見出してみてください。

 

特技と同様、面接時にこの項目について質問されても、ある程度話ができるよう準備しておく必要があります。

 

例:

英語(週に2度英会話スクールに通い、毎日TOEIC試験の勉強をしています)

歴史学(特に日本史。日本の長となった歴史上の人々の思考や精神に圧巻することが多く、見習っていきたいと思います)

英字新聞を購読しています。

 

2.履歴書の書き方/健康状態

 

健康状態

通常、「良好」・「きわめて良好」と書きます。

 

持病やアレルギーがあっても、業務に支障を及ぼすものでない限り、書かなくても構いません。

 

また入院をしていた経験があるなど過去に大きな病気をしたことがあっても、現在回復しているのであれば、「良好」・「きわめて良好」として全く差し支えありません。

 

ただ、長期に渡り入院した場合、職歴にブランクの期間ができてしまいます。

 

面接で尋ねられると思いますので、その際は入院したことを説明し、現在は完治していて仕事をする上で問題がないということを伝えましょう。

 

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3.履歴書の書き方/長所・短所

 

自分の長所・短所を知ることは大事なことです。

 

難しく考えず、まずは自己分析をしてみましょう。身近な人は自分をどう見ているのか参考までにきいてみるのもよいかと思います。

 

採用にあたって、長所・短所が問われるのは、

1.その人がどんな人か知りたいから

2.その人が自分のことを理解できているのかどうかの確認

という2点の理由が主に考えられます。

 

特に2については、重要です。

 

自分のことをわかってない人を雇おうと思う会社はありません。

 

その人が自分の長所(強いところ)や短所(弱点)を理解して自己理解が出来ていれば、短所をカバーするような行動を取り、長所を、希望する仕事にどういかせばよいか等、生かすことができます。

 

また、ただ単に長所・短所を挙げるのではなく、長所の場合それを裏付けるエピソード等、短所の場合、克服方法等についてまでしっかりと考えて説明できるようになっておかなければなりません。


長 所

長所については、具体的な行動例などを挙げて、その長所の裏づけが必要です。例えば、「積極的である」を長所にあげたのなら、何をもってそういえるのか説明できなければ認めれません。

 

積極的・責任感があるということを長所に挙げる場合、社会人として当たり前なことですので、注意が必要です。具体例で上手に話さなければ、薄っぺらい印象を与えかねません。


  
短 所

短所を長所は裏返しの関係にあります。

おおらか ⇔ おおざっぱ
繊細 ⇔ 神経質
行動が迅速 ⇔ せっかち
丁寧 ⇔ くどい

 

したがって、長所を裏返して短所にするのもよいでしょう。

 

短所を挙げる場合は、必ずその克服方法を説明しなければ意味がありません。

 

短所のない人はいません。

 

短所を認め、いかにそれを乗り越えようと努力しているかを伝えることが自己PRとなるので、重要なのです。

 

時間にルーズである・だらしない等、あまりマイナスすぎるものは避けたほうがいいでしょう。


記入例 (長所)

よい例   
興味を持ったことはやってみないと気がすまない性格です。
仕事においても気になることは調べあげて一度試してみる傾向があります。

 

あまりよくない例
好奇心旺盛です。

 

記入例 (短所)

よい例   
思い立ったらすぐ行動して失敗してしまうところがあるので、思慮深くなり一歩も二歩も先を見越して行動ができるように努めていこうと思っており、自分の課題としています。

あまりよくない例
せっかちなところがあります。

 

■POINT 
ひとことに「好奇心旺盛」「せっかち」とするよりも具体的な状況がイメージできるように書くようにしましょう。短所については今後の課題として克服法を書くのもよいでしょう。