履歴書と職務経歴書/円満退職への道
1.履歴書と職務経歴書
まず、就職したい企業を受けようと、思えば履歴書を送らなければなりません、履歴書の書き方というのは、皆様ある程度は、ご存知あると思いますが、職務経歴書も同時に送らなければならない企業も増えてきています。書類審査で落とされる事もありますので、履歴書にしても、職務経歴書にしても、正しく、わかりやすく書くことで評価も全然違ってくると思います。
気をつける事は、嘘をつかない事、きれいな字で書く事、誤字をしない。これらが最低条件だと思います。履歴書の書き方については、普通に書いていれば問題は無いと思うのですが、職務経歴書では、書き方次第で大きな差がでてきます。
私も就職活動をする時に、あまり書き方がわからず困っていましたが、いろいろなサイトをみてしっかりとかきました。皆様も将来を決める事になるかもしれませんので、少し面倒かもしれませんが、時間をかけて、丁寧に書きましょう。
ちなみに、私は面接の時に字が「へただね」と言われました。今でも覚えていますが、相当へこみました、ちなみにその会社はだめでした。皆様もそうならないように気をつけて下さい。それと私は相当字が下手です。
2.円満退職への道
1.退職までの流れ
現在、退職をお考えの方は、自分の将来にとって絶対にマイナスになるような、退職をしないようにしていきましょう。
退職のまでの流れ
(1)まず、もう一度だけでもいいので、本当に今の段階で会社を辞めていいかをしっかりと考えてみましょう。
皆様も色々な悩みなどを抱えて退職しようと思っていると思いますが、本当に今辞めていいかどうかしっかりと考え直して下さい。労働時間、給料形態、人間関係、職務内容など言えばきりがありませんが、突発的な気持ちで辞めてしまえば必ず後悔が残ってしまいます。
特に入社して間もない方などをもう少し我慢して働いてみる事をお勧めします。
今の苦しい時期を乗り切れば、次には良い時期がやってくる可能性が高い場合があるからです。どんなに最悪、最低の会社でも勉強になりますし。最低限のお金は手にする事が出来るからです。
(2)辞めてからの金銭面での計画を立てよう
自己退職の場合ですと、失業保険をもらえるまでの間に3ヶ月間時間がかかってしまいます。
次の転職先が決まっている人は、そこまで気にする事もないとは思いますが、特別次の仕事が無い人は、最低限4ヶ月は暮らせる費用を確保しておく必要性があります。
(3)退職願い提出
白紙の縦書きの便せんに、黒インクの万年筆かサインペンで書きましょう。(退職願いは会社で用意されるケースが多いようです。)
白地の封筒に入れ、表には退職願いと書きましょう。裏面には部署・署名を記入しましょう。
書き出しには、「私事」または「私儀」とし、行の一番下から書きましょう。
退職理由は、一身上の都合と書くだけでいいです。余計な事は書かないようにしましょう。
退職日は指定をされた日を記入するようにしましょう。
あて名は、代表の名前を記入するようにしましょう。
(4)業務の引継ぎを行なう
書類・資料などを後任者に渡し、後任者には業務の内容を詳しく説明し、口だけで終わらせるのではなく
スケジュールや、顧客の情報などを綿密に作成し、時間をある程度とって、説明しおく必要性があります。
2.退職時に返却する物
(1)健康保険被保険者証
会社を辞めた時点で脱退する仕組みになっており。転職先が決まっていれば、その会社の健康保険に新しく加入し、そうでなければ国民健康保険に加入するか、任意継続被保険者制度を利用します。
(2)身分証明書・名刺
その会社の社員であることを証明するものは、すべて返却しるようにしましょう。仕事で受け取った取引先の名刺についても、会社から返却を求められる場合もあります。
(3)会社の備品
ボールペンや、消しゴム、ノートなど会社から受け取った物は返すようにしましょう。
(4)定期券
もちろん使わずに退職時に使うようにしましょう。
5・その他
社費で、購入した本や、事務用品など、制服もそうですし、資料などもそうです。
3.退職時に受け取る物
(1)離職票
会社を退職した事を証明する書類になります。退職する前に次の仕事先が決まっている方は受け取る必要はありません。失業給付金を受け取る時に必要な物になってきますので、大切に保管するようにしましょう。
(2)雇用保険被保険者証
雇用保険の加入者であることを証明する書類であり、雇用保険の受給手続きに必要です。次の転職先が決まったら、新しい会社に提出するようになります。
(3)源泉微収表
所得税の年末調整に必要。転職先が決まったら提出し、前の会社の分もまとめて年末調整します。退職した年内に再就職しなかった場合は、翌年の3月15日までに税務署に行って確定申告しましょう。(いくらか戻ってくる可能性)がありますので、大事に保管をしておきましょう。
(4)年金手帳
公的年金の加入者であることを証明する手帳で、勤務先が変わっても同じものを使うので、会社が保管している場合は忘れずに受け取り転職先に渡す。退職した時点で転職先が決まっていない場合は、国民年金の手続きを市区町村の役所で行うこと、少し面倒かもしれませんが将来のためにしっかりと手続きをしておきましょう。