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退職、失業保険、再就職は肩の力を抜いて切り抜けよう

退職、失業保険受給、再就職。人生の一大イベントですが、そんなときこそ肩の力を抜いてリラックスして切り抜けたい。

扶養・失業保険の不正受給

1.扶養とは

扶養というのは収入が一定額以下の者を養う者に対して、税金の一部を引いたり健康保険料などの社会保険料の支払いを免除する制度 のことです。

一般に扶養と呼ばれているものは、税金の扶養と、健康保険・年金の扶養の2種類があります。
この2つは、全く別のものと考えてください。

 

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■税金の扶養
管轄は国税庁です。


税金の扶養と聞いて思いつくものは、
「年末調整で1月~12月の1年間の給与所得が103万円以下の者を扶養にできる」だと思います。

つまり、1年間で働いた収入の総額が103万円以下であれば税金の扶養に入れるということです。

ちなみに、失業保険での給付金は、どんなに高額であっても、非課税なので、所得として申請する必要はありません。

■健康保険・年金の扶養
健康保険・年金の管轄は、社会保険庁です。

給与明細の中の、健康保険と厚生年金という項目で、天引きされていると思います。
こちらの、扶養に入れるかどうかの目安は、「年間の収入が130万円未満」となっています。

これは辞めた時点の年収ではなくて、辞めてからこんごの1年の見通しとして、130万円未満であるかどうかです。

 

なので、辞めた時点で年収が130万円を超えていても、辞めてからの収入の合計が130万円未満であれば健康保険に加入できるかもしれないのです。


しかしこの基準は、健康保険組合社会保険事務所の運営状況で違いがあるので、扶養者の会社を通じて扶養に入れるかどうか確認を取ってください。

年間130万円未満という基準に照らしあわせたとき、失業保険を日額3612円以上もらう場合は扶養には入れません。

自分で国民健康保険国民年金に加入する必要があります。

受給が終われば、扶養になれます。

また、給付制限期間中は収入がないので扶養に入ることが出来ます。。

扶養できる者がいる場合なら、3ヶ月間の給付制限中は国民健康保険国民年金に入らずに扶養を利用するほうがお徳です。

 

2.失業保険の不正受給とは

 

失業保険の不正受給とは正しくない受給資格のことです。

 

失業保険が受けられないのに、虚偽申告をした場合は不正受給となります。
支給がすべて停止され、厳しい処分が行われます。

 

職業訓練を受講していないのに受講中と申告したり、サービス残業が多かったなどの嘘を話すことも給付金額に影響しますので、不正受給と考えられます。

 

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不正受給の例には以下のようなものがあります。
知らず知らずの内に・・・と言うことの無い様、注意してくださいね。

 

・待機期間中に働いたのに、申告しない。
・受給中に収入の有無にかかわらず4時間以上の労働をしたのに、報告しない。
・求職活動の実績がないのに、失業認定申告書に実績があるとして書き込み、虚偽の申告をした。
・就職や就労(パート、アルバイト、日雇試用期間も含む)をしたり、自営を開始したのに、何もしていないような申告をした場合。
・内職や手伝いをして得た収入を隠したり、偽った申告をした場合。
・専業主婦・主夫なのに申告しない。


実際に故意の不正だけでなく、自分では気がつかないうちに不正受給になってしまっていたということもあるようです。

収入にならないお手伝いなどでも、4時間働いたなら申告が必要です。注意してくださいね。

 

納税履歴などから虚偽が判明する場合があります。

虚偽申告は絶対に行ってはいけません。

 

偽りやその他不正な行為で失業給付などの支給を受けた場合は、支給を受けた金額を返還しなければなりません。

場合によっては、その金額と同一額の金額の納付を命じられます。最高で3倍ということもあります。

また、事業主が加担していたような場合には、不正受給者と連帯して返還を命じられます。

3.失業保険の手続きに必要な書類

 

失業保険を申請するために必要な書類には、自分で持参するものとハローワークでもらえるものの2種類があります。

 

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ハローワークに持参するもの】

雇用保険被保者離職票(1)
書面のサブタイトルに「資格喪失確認通知書(被保険者用)」と書かれているピンク色の用紙で、勤務先の会社からもらいます。失業保険の給付金の振り込み先である金融機関口座の情報などを記入するものです。

 

雇用保険被保者離職票(2)
左と右に記入欄が分かれている緑色の用紙で、勤務先の会社からもらいます。
左側には労働者、勤務先の情報、給料の支払い明細、右側には退職理由を記入します。

 

雇用保険被保険者証
氏名、生年月日、被保険者番号、交付年月、被保険者となった年月日、被保険者の種類、事業所名が記載されています。
就職した時点で受け取る場合もありますが、会社が保管している場合は退職時に返却されます。

 

■印鑑
書類に押すためや訂正印として必要です。

 

■写真
カラーでも白黒写真でも構いません。
正面上半身(縦3cm×横2.5cm)のもの2枚。

 

■普通預金通帳
普通預金通帳は当然ながら他人名義ではなく、本人名義でなければなりません。郵便貯金は除きます。
多くのハローワークではキャッシュカードでも失業保険の受給手続きは可能です。

 

■本人確認証明書
住所と年齢を確認できる写真つきのものが必要です。
運転免許証、住民基本台帳カード(写真つき)、パスポートなどです。

ハローワークでもらえるもの】

 

■求職申込書
失業保険の給付を受ける為には、就職する意志を証明しなければなりません。
求職申込書は求職の意志を示す為の書類になります。
「次に希望する職業は何か。」「公共職業訓練を受講したことがあるか。」などを記入します。
この求職申込書に記入する内容を見て質問されることは、失業保険の給付の可否に関係します。

 

ハローワークカード
ハローワークを利用する際に必要なカードです。仕事相談の場合などにも提示します。
各市町村によって形状は異なります。