転職活動はスピード勝負
1.転職活動は迅速に
プー太郎はイヤ。そのためには、会社を辞める前に次の会社を決めることだ。
それで、在職中も求人情報誌なんかを購入したりして、
いろいろと転職活動を試みたのでした。
実際にやってみて分かったけど、在職中の転職活動って難しいっすね。
なぜなら、仕事が休みの時でないと面接を受けに行くことができないし、
万が一、内定を頂くようなことがあった場合、
はたしてすんなりと今勤めている会社を辞めることができるのかって問題もありますよね。
このように在職中の転職活動って、
なにかとハンディがあってやりにくいことは確かです。ハイ。
それでも、なんとかいいなあと思った会社を見つけ出して応募したのでした。
その会社は、
仕事内容については、
今まで勤めたことのある会社とは全く業務内容が異なるのですが、
ただ、製造関係の会社という点では同じでした。
製造業というのは一般的に他の業界と比べて給料が低いようですが、
この会社の給料については30万円以上とかなり良かったんです。
そのため、競争率は相当高いだろうなあとは思っていたのですが、
やはり予想通りで、小さい会社であるにもかかわらず、
なんと100名を超える問い合わせがあったようです。
面接を受けに行った当日も、依然として問い合わせの電話がかかってくるそうで、
面接官の方が、もうこれ以上は対応しきれないとのことで、
断っているとおっしゃってました。
このようなことがあるので、転職をお考えの皆様迷ってはいけません。
良い求人があれば素早い対応を心掛けましょう。
2.ビックリ仰天の履歴書
さて、この会社での面接についてですが、これほどの人が殺到するくらいですので、
当然個人面接という訳にもいかず、20名程度もの集団面接という形で行われました。
面接官は、この集団面接を合計8回も行うとのことで、
大変ご苦労なことだと思いました。
面接官が履歴書を集めるため、
各自、机の上に履歴書を置きました。
その時、他の方の履歴書が気になってさっと見渡してみると、中にはまさか!と思うようなものがあったんですよ。ビックリしてしまいました。
まず目についたのは、履歴書の左半分の氏名・住所・学歴・職歴なんかは、一応キチンと記入しているのですが、右半分の自分の性格や志望動機の欄等については、ごくごく簡単にしか記入していないものがあったり、ひどいものになると、全く何も記入していないのがあったりしたのです。
こういう箇所の記入は面倒なのは分かるのですが、自分の良さをアピールするには、言うまでもなく、むしろこういうところに力を入れるべきです。
もちろん私は無い知恵を振り絞って考えて、ぎっしりと記入しました。
でも、これ以上に驚いたことがありました。
履歴書に貼る写真についてです。写真を貼っていない人がいたんです。
一体何考えとるんじゃ!と思ず口に出しそうになりました。
しかし、しかし、こんな程度で驚いてはいけない。
その上をいく強者がいました。
一応、写真らしきものが貼ってはいるのですが、何か違うなあと気になってよく見ると、その写真がなんと!プリクラだったんです。
これには参りました!常識はずれも甚だしいですね。
恐らく本人にしてみれば真剣なのでしょうが、端から見ると面接をナメているとしか思えませんね。
これを見た面接官もさすがにあきれ果てていました。
この会社の給料が良すぎた上に、応募条件が「高卒以上の方」っていうことだけで他には特に無かったんで、そのためにすごーくレベルの低い人が面接に受けに来たようです。
もちろん大半はきちんとした人ですが、中には、今まで就職活動なんかやったことのない、常識はずれのフリーターなんかが何名か混じっていたようですね。
学校を卒業してから、とにかく好きな音楽ばっかりやってた人。
気が向いた時にアルバイトをやって生活してきたフリーター。
常識はずれの履歴書を持ってきたのは、このような人たちでした。
こういう人たちの存在自体は、
私はべつにおかしいとは思いません。
そういうように生きる時期があっても構わないとは思うのですが、
でも、社会人になろうとして面接に来るなら、
もうちょっとキチンとしろよ!って言いたくなっちゃうよね。