履歴書の書き方 特技・好きな学科・健康状態・長所、短所
1.履歴書の書き方/特技・好きな学科
特 技
自信をもっていることを書き、面接で話題が広げたり、自己PRにつながるようにしましょう。
空欄にするのは避けたいところですが、特にないのであれば無理をして書く必要はありません。
得意でもないのに無理して書くと、面接時、つっこまれた時にすぐ見破られてしまいます。
そういう事態になるくらいなら書かない方がいいと思われます。(特技がないということが採用するかしないかに直接関わってくるということはまず考えられません。)
いくら特技であってもギャンブルと書いてはいけません。
例:
スピーチ(結婚式等の祝辞ではいつもいい評判を頂いてます)
ワープロの文字打ち(1分間に○○字打つことができ、資料作成
等には長方しています)
マラソン(年に3?4回大会に出場し、毎朝トレーニングを行って
います)
立ち直りが早い
好きな学科
学生時代の科目でなく社会に出てから興味をもってやってきたことを挙げても構いません。
その好きな学科を通して何を得たかや何をやっていこうと思っているかなどあれば書きましょう。
現在も勉強していることであれば、どのように勉強をしているかも書きましょう。
特技同様、好きな学科についても自己PRにつなげます・
どうしても思い当たらないという場合は、学んで楽しかったことやこれからもっと知りたいこと等から見出してみてください。
特技と同様、面接時にこの項目について質問されても、ある程度話ができるよう準備しておく必要があります。
例:
英語(週に2度英会話スクールに通い、毎日TOEIC試験の勉強をしています)
歴史学(特に日本史。日本の長となった歴史上の人々の思考や精神に圧巻することが多く、見習っていきたいと思います)
英字新聞を購読しています。
2.履歴書の書き方/健康状態
健康状態
通常、「良好」・「きわめて良好」と書きます。
持病やアレルギーがあっても、業務に支障を及ぼすものでない限り、書かなくても構いません。
また入院をしていた経験があるなど過去に大きな病気をしたことがあっても、現在回復しているのであれば、「良好」・「きわめて良好」として全く差し支えありません。
ただ、長期に渡り入院した場合、職歴にブランクの期間ができてしまいます。
面接で尋ねられると思いますので、その際は入院したことを説明し、現在は完治していて仕事をする上で問題がないということを伝えましょう。
3.履歴書の書き方/長所・短所
自分の長所・短所を知ることは大事なことです。
難しく考えず、まずは自己分析をしてみましょう。身近な人は自分をどう見ているのか参考までにきいてみるのもよいかと思います。
採用にあたって、長所・短所が問われるのは、
1.その人がどんな人か知りたいから
2.その人が自分のことを理解できているのかどうかの確認
という2点の理由が主に考えられます。
特に2については、重要です。
自分のことをわかってない人を雇おうと思う会社はありません。
その人が自分の長所(強いところ)や短所(弱点)を理解して自己理解が出来ていれば、短所をカバーするような行動を取り、長所を、希望する仕事にどういかせばよいか等、生かすことができます。
また、ただ単に長所・短所を挙げるのではなく、長所の場合それを裏付けるエピソード等、短所の場合、克服方法等についてまでしっかりと考えて説明できるようになっておかなければなりません。
長 所
長所については、具体的な行動例などを挙げて、その長所の裏づけが必要です。例えば、「積極的である」を長所にあげたのなら、何をもってそういえるのか説明できなければ認めれません。
積極的・責任感があるということを長所に挙げる場合、社会人として当たり前なことですので、注意が必要です。具体例で上手に話さなければ、薄っぺらい印象を与えかねません。
短 所
短所を長所は裏返しの関係にあります。
おおらか ⇔ おおざっぱ
繊細 ⇔ 神経質
行動が迅速 ⇔ せっかち
丁寧 ⇔ くどい
したがって、長所を裏返して短所にするのもよいでしょう。
短所を挙げる場合は、必ずその克服方法を説明しなければ意味がありません。
短所のない人はいません。
短所を認め、いかにそれを乗り越えようと努力しているかを伝えることが自己PRとなるので、重要なのです。
時間にルーズである・だらしない等、あまりマイナスすぎるものは避けたほうがいいでしょう。
記入例 (長所)
よい例
興味を持ったことはやってみないと気がすまない性格です。
仕事においても気になることは調べあげて一度試してみる傾向があります。
あまりよくない例
好奇心旺盛です。
記入例 (短所)
よい例
思い立ったらすぐ行動して失敗してしまうところがあるので、思慮深くなり一歩も二歩も先を見越して行動ができるように努めていこうと思っており、自分の課題としています。
あまりよくない例
せっかちなところがあります。
■POINT
ひとことに「好奇心旺盛」「せっかち」とするよりも具体的な状況がイメージできるように書くようにしましょう。短所については今後の課題として克服法を書くのもよいでしょう。