退職、失業保険、再就職は肩の力を抜いて切り抜けよう

退職、失業保険受給、再就職。人生の一大イベントですが、そんなときこそ肩の力を抜いてリラックスして切り抜けたい。

失業保険の計算

失業保険の計算

会社を退職された方にとっては、再就職に専念するためにも、受給できる失業保険の金額を知っておくことは重要なことだと思います。

 

自分が受給することができる失業保険を計算するには、いくつかの情報を確認してください。

 

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失業保険の給付金の計算には、まず賃金日額を計算して出すことが必要になります。


賃金日額を計算する方法ですが、過去6ヶ月間にもらった賃金の総額を180で割ります。


計算式にすると、過去6ヶ月間にもらった賃金の総額÷180=賃金日額、ということになります。

 

ただし、6ヶ月間の間、一月の労働日数が11日未満の月がある方、時給制、日給制、出来高払い制で働いている方、育児や介護などの都合により勤務先での所属部署が変更となり給料が下がった方、勤務先の都合により、労働時間短縮などがあり、給料が下がった方などには、この計算はあてはまりません。

 

また、計算の際賃金として含まれるもの、含まれないものがありますので、注意が必要です。


賃金に含まれるものとしては、残業手当や通勤手当、住宅手当など。


賃金に含めないものに、退職金、賞与、結婚祝い金や弔慰金などがあります。

 

賃金日額をもとに、失業保険の1日当たりの金額、基本手当日額を計算します。


基本手当日額は年齢区分ごとに上限額が決められており、賃金日額の50%~80%(60歳?64歳の方は45%?80%)が失業保険の基本手当日額となります。


この給付率には個人差があり、賃金の低い方ほど高く設定されています。

 

基本手当日額にその方の給付日数をかけた金額が、失業保険の受給額となります。

 

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給付日数は、失業保険の被保険者であった期間、離職理由、年齢などにより決定されます。

 

失業保険に関係するホームページでは、受給金額を自動計算してシュミレーションしてくれるところもありますので、そちらを利用してみるのもいいかと思います。