仕事見つけた!が立ちこめる暗雲
1.ハローワークで書類書き
ハローワークで最初にやったことといえば、求職票なるものを書いたことでした。
前職のことや、希望職種、希望収入なんかを書いたように記憶しています。
これから手続きをされる方に申し上げたいのですが、ハローワークでは、求職票を元にいろいろと就職活動を進めることとなるので、あんまりいい加減に書かない方がいいと思いますよ。
次に、この求職票と持参した書類なんかを提出して、簡単な審査が行われます。
審査後、「雇用保険の失業給付受給資格者のしおり」というのを渡されました。
これは、雇用保険受給手続きのことが記載されているもので、いわばハローワークの教科書のようなものです。
これで、雇用保険の受給資格を得ることができました。
やれやれすべて終わったと思ったら、甘かった!後日(大体1、2週間後)、受給説明会というものに必ず出席しなければならなかったのだ。もし出席しなければどうなるのかは分かりませんが(ご存じの方教えてください!)、後でめんどうなことになるのは間違いないでしょう。
それにしても、私は転職経験があるので、こういうことは既に経験済みのはずなんですが、記憶が全く吹っ飛んでいました。歳のせいなんだろうか?(まさか)
2.仕事見つけた!が立ちこめる暗雲
ハローワークの受給説明会まで、1週間ほどあります。
しかしそれまでじっと待つことができませんでした。正社員として働きたいのだけど、そう簡単には無理。
そこで、派遣会社での仕事でもないかと、新聞の折り込み広告を見て、気に入ったのがあれば、片っ端から電話をかけてみました。
そして、派遣の仕事の中でも無難な?製造関係の仕事を選ぶこととしました。
今、「製造」と聞いてピンと来た方はすごい。
難しいことは分からないのですが、どうやら、製造関係の仕事については、法律なんかで派遣会社は紹介してはいけないことになっているらしいのです。
たいていは、「請負会社」と呼ばれる会社が、製造関係の仕事の案内をしているという形をとっているようなんです。
この場合も、よくよく調べると「派遣」ではなく「業務請負」となっていました。
細かい契約なんかが違うのかな。まあ、仕事にありつけるのであれば、どうでもいいや。
なお、「業務請負」という言葉はあまりなじみがないので、このブログでは、「派遣」と呼ぶことにします。
仕事を見つけたのは、先ほどもお話した通り、ハローワークの受給説明会を受ける前のこと。この期間を「待機」というのですが、この「待機」の期間内に仕事を見けた私は、後になってとんでもないことになるなんて、その時は思いもしませんでした。
3.手続きに忙殺される
とりあえず、派遣での仕事を見つけました。
しかし、最終ゴールはあくまでも正社員での仕事。
だから、派遣での仕事をしながら、ハローワークで職探しや手続きなんかをするつもりでいたのです。
しかし、よく考えてみると、そのためには時々派遣での仕事を休まなければならないことに気が付いたのです。
果たしてすんなり休みが取れるのかどうか。
その他にもまだあります。
仕事が忙しいのに、どうしても手続きでハローワークに行かなくっちゃいけない場合は一体どうすればいいんだろうか。
不安で頭がいっぱいになってきました。
よくよく調べてみると、私のようなケースの場合は、就職する前日に、ハローワークに就職が決まったとの届け出をしなければならないことが分かったのです。
たとえ正社員でなくとも就職したことには変わりないので手続きをしないといけないのです。
さらにめんどくさい事に、その際、雇用元の会社(私の場合は派遣会社)に「採用証明書」というものに記入をしてもらい、それをハローワークに提出しないといけないのです。
ナントイウコトダ!!
仕方ありません。そこで、記入をお願いするために、私を担当してくださっている派遣会社の営業の方に電話で問い合わせてみました。
「申し訳ございませんが、こちらの支社では、記入は受け付けておりません。この場合、本社の方で受け付けていますので、「採用証明書」は本社まで郵送して頂くことになります。
本社で記入した後、自宅まで返送致します。」とのことでした。
ますますややこしいことになってしまいました。
郵送に時間がかかってしまい、就職の前日に「採用証明書」を提出することができません。
そこで今度はハローワークにこの件を問い合わせてみました。
「そういうことでしたら、とりあえず、就職日の前日に手続きに来てください。「採用証明書」につきましては、後日こちらに郵送して頂くということで結構です。」
とのことでした。
こんなことになるなんて、夢にも思っていなかったので、本当にめんどくさく思いました。
ただ、このようなことは、いずれ正社員として新たに就職先を見つけた時にも同じ手続きをしないといけないはずなので、どういう手順を踏めば良いのか分かったという意味では勉強にはなりました。
しかし、何もよく考えずに、軽率に動いてしまったのは事実です。反省・・・
さて、この軽率な行為については、この時点では確かにマズイことになってしまいましたが、これが意外な事になるとは・・・。皆さんにとってもご参考になるのではないかな。