退職、失業保険、再就職は肩の力を抜いて切り抜けよう

退職、失業保険受給、再就職。人生の一大イベントですが、そんなときこそ肩の力を抜いてリラックスして切り抜けたい。

職務経歴書のポイント 営業職 事務職 専門職

1.職務経歴書 営業職

営業職の方の職経歴書は、編年体式を中心にまとめ、特にアピールしたい職務をキャリア式で書くのが有効でしょう。


営業職の主な項目

取扱商品:これまで取り扱ってきた商品の名称・内容をわかりやすく。
営業形態:ルートセールか飛び込み営業か。独自の工夫やアイディアがあるならば、内容とその成果をアピール。
活動エリア:国内か海外か。国内なら都道府県・市町村名など担当エリアを、海外なら相手国を明記。
対象顧客:個人か法人か。どのような客層を対象にしていたのかを説明。
営業実績:ノルマや目標とその達成率。売上成績。社内表彰の経験など。数字を挙げ具体的に記載。グラフや表を使ってビジュアル的に表現してもよい。
顧客管理:担当した顧客数やその推移など。人脈、信頼関係を築くために、どのようなことを心がけ、努力したか記載。
その他:管理職経験者はチームのノルマ、達成実績、部下の人数など。
パソコンスキルなど。

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2.職務経歴書 事務職

事務職の職務経歴書のポイント

「どのくらい多くの実務をこなしてきたか」、「どのような立場で仕事に関わったか」、また幅広い事務経験をアピールすることが有効です

キャリアが長く、専門性が高い人は、職歴を編年体式で簡単にまとめ、職務内容をキャリア式で記載するのが有効と思われます。

一方、キャリアが短く、特に専門性がない人は、異動・昇進がなくても、業務が増えたとき、専門性が高まったときなどを経歴の中の1項目とし、成長の記録とします。編年体で記載し、アピールしたい部分を別項目(自己PRの項目など)を設けて記載するとよいでしょう。


ただやってきたことを漠然と羅列するのではなく、
「自主的に仕事のレベルアップ(自分スペシャリティを磨くこと等)に努力してきたこと」、「業務の改善・効率化の提案をしてきたこと」などについて自己PRしましょう。


事務職の職務経歴書の主な項目

実務経験:これまで経験した仕事の中身を具体的に説明。
専門性:実務経験で身につけた専門知識をわかりやすく説明。
OA機器:経験のあるソフトなどを明記。
提案数:提案し、実行された事案があればアピール。
その他:事務職の目標の効率化と省力化への貢献について。仕事に有益な資格。

 

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3.職務経歴書 専門職

専門職の職務経歴書のポイント

どんな仕事をしてきたのが重要視されます。

これまでの仕事内容を具体的に示すことが大切です。

リエーター系(コピーライターやカメラマンなど)は作品の写真、企画書を持参したりして実力をアピール、医療系、調理系、美容・理容系は職歴や資格の他に仕事の信条を訴えるとよいでしょう。

リエーター系は、キャリア式、医療系、調理系、美容・理容系は、編年体式を中心にまとめ、特にアピールしたい職務をキャリア式が適していると思われます。


専門職の職務経歴書の主な項目

作品:クリエーター系は作品などの写真を添付。
実績:関わった仕事の内容と会社への貢献(具体的な利益等)をアピール。
表彰:業界や企業内で表彰経験があればアピール。
資格:資格が必要な職種にはもっている資格の内容を正確に伝える。
協調性:チームでのプロジェクトに積極的な姿勢を示す。
イデア:持ち込みたい企画や提案があるなら企画書にして添付。