履歴書に書く志望動機
1.履歴書サンプル
履歴書のサンプルはこれだ!
履歴書をダウンロードしたら履歴書サンプルを参考に、
履歴書の基本項目を書きはじめましょう。
◆履歴書のサンプル(日付)
・日付は、提出する直前の日付を書きましょう。
(面接で持参する際は、面接当日の日付にしましょう)
◆履歴書のサンプル(現住所・連絡先・電話)
・都道府県から書くのはもちろん、集合住宅の建物名・部屋番号まですべて書きましょう。
・自宅の電話番号が無い場合は、携帯電話だけでも書きましょう。
・「フリガナ」は、漢字の部分だけに書くようにしましょう。
◆履歴書のサンプル(写真)
・撮影は、面接を受ける時と同じような服装にしましょう。
・証明写真は、3ヶ月以内に撮影した写真を使いましょう。
・剥がれてしまった場合に備え、写真の裏には必ず名前等を書きましょう。
◆履歴書のサンプル(学歴・職歴)
・学校名は省略せずに記入し、小中学校を書く場合は卒業年度のみ記入しましょう。
・大学は学部や学科だけでなく、専攻も記入しましょう。
・長期間働いたアルバイトやパート歴なども記入するとよいでしょう。
◆履歴書のサンプル(免許・資格)
・運転免許証から教員免許まで、取得した資格はすべて取得年月順に書きましょう。
・現在取得勉強中の免許や資格があれば、その過程も書きましょう。
◆履歴書のサンプル(自己PR / 志望の動機)
・サンプルを真似するのではなく、
自分の過去の経験を含めて志望動機や自己PRなどを書きましょう。
(応募した会社の求めるものにあわせて、
どのように貢献できるのか職歴をアピールしましょう。)
2.履歴書の志望動機
履歴書の志望動機を書こう!
履歴書を書いている時に一番最初に悩むのが、
「志望動機」の欄ではないでしょうか。
「志望動機」とは、
し‐ぼう【志望】
自分はこうなりたい、こうしたいと望むこと。また、その内容。
どう‐き【動機】
人が意志を決めたり、行動を起こしたりする直接の原因。
「自分はこうなりたい!」と思い、
その会社に「転職しよう!」と決めたわけです。
そこにプラスして、転職の履歴書の志望動機では、
次の会社で「自分は何がしたいのか?」「自分は何ができるのか?」
が必要になります。
あなたの転職したい理由が、人間関係の不満だったかもしれません。
ただ、それがどんな原因であったかは別として、
あなたは転職したいと願い、次の会社で精一杯実力を発揮したいと
考えているのでしょう。
一方的に志望動機に「これをやらせてください!」だけでは、
新卒の履歴書と同じになってしまいます。
今まであなたが、どんな実績を残してきたのか、
その経験を次の会社でどのように活かしたいのかを、まとめて書きましょう。
履歴書の志望動機の実例とポイント
例(1)
「御社で学ばせていただきたいと思います」
謙虚な気持ちでつい言葉にしてしまうのかもしれませんが、
会社は学校ではありませんので、「勉強させてもらいます」の言葉は
使わないようにしましょう。
例(2)
「御社で一生懸命がんばります」
一生懸命がんばるのは、言うまでもありませんので、
「何」を「どう」頑張るのかを具体的に言葉にしましょう。
例(3)
「現在の会社では上司に意見を取り入れてもらえず?」
どんな内容であれ、前の会社の不満、
特に人間関係の不満はネガティブに受け取られてしまいます。
「この人はうちの会社に入っても人間関係で辞めるのではないか」
と思われないように、前の会社の不満は言葉にしないようにしましょう。
例(4)
「御社の業務内容に興味をもちました」
業務内容に興味をもたないで入社希望をする人はいません。
「何」に「どのように」興味をもち、これまでの経験をどのように
活かせるのかを言葉にしましょう。
例(5)
「前の会社では残業が多かったため?」
このような理由は志望動機ではなく「辞めた」理由になります。
また、残業が多いから転職したいなどの理由は、
担当者によっては「ネガティブな理由」に受けとりますので、
使わないほうがいいかもしれません。