最初の手続きに必要なもの
1.最初の手続きに必要なもの
最初の手続きに必要なもの
最初にハローワークに訪れた時に必要なものとして以下のものが挙げられます。
離職票(雇用保険被保険者離職票)
離職理由とか離職前の6ヶ月間の給料額なんかが記載されている書類です。離職後、数日経ってから自宅に郵送されることとなっています。
雇用保険被保険者証
雇用保険の被保険者となった年月日が記載されているものです。
印鑑
印鑑についてですが、認印でOKです。スタンプ式の印鑑はやめておいた方がいいでしょう。
証明写真
証明写真については、縦横3×2.5?位の最近のものが必要です。これはハローワークより交付される受給資格者証に貼るためのものです。
なお、私は証明写真を持っていくのを忘れてしまいました。手続きの時にそのことをお話すると、次回説明会があるのでその時に持ってきてくださいと言われたのを覚えています。
住民票または運転免許証
本人確認をするのに必要なものです。是非とも忘れないようにしましょう。
2.ハローワークでの手続き
ハローワークでの手続き
ハローワーク大まかな手続きの流れは以下の通りです。
求職票に記入
↓
必要書類等のチェック・提出
↓
受給資格の決定
↓(約1週間後)
受給説明会に出席
↓(約2週間後)
最初の失業認定日
↓
最初の基本手当の振込み
↓
次回の失業認定日
3.「待機」には要注意
最初にハローワークで手続きした日(=受給資格決定日)より、7日間は「待機」という期間が設けられています。
このわずか7日の期間には要注意です。
待機期間中に再就職が決まっても手当はもらえないのです。(たとえアルバイトをやっても再就職とみなされるらしい。)
転職活動を行う際はそのことを十分に考慮すべきです。
当時私はよく分かっていなかったので、待機期間中についても積極的に就職活動を行っていたんです。
そして・・・仕事が決まってしまったのです。(大変!)
それからどうなったのか・・・いずれお話致します。
4.失業保険を受けるための条件
雇用保険はあくまでも保険であります。
ご自分で保険会社の保険を掛けていた場合、病気やけがをしてはじめて保険金を受け取ることが出来るように、雇用保険の失業給付を受けるには、以下の条件を満たしていることが必要です。
離職していること
被保険者の期間が退職前の1年間に通算で6ヶ月以上あること
働く意志と能力を有していること(女性で結婚退職して専業主婦になるってのは、残念ながら対象外です。)
5.基本手当って何?
失業給付の中で一番お世話になるのがこの基本手当です。
失業してから新しい仕事が見つかるまでの間、生活の心配することのなく求職活動ができるようためにと支給される手当です。
いくらもらえるの?
離職するまでの直前6ヶ月間における給料の1日当りの平均額(賞与等は含みません)を元に算出され、その50?80%程度の額となります(これを基本手当日額という)。
具体的に基本手当日額がいくらになるのかは、難しい計算があるのでここでは触れませんが、金額が高ければ高いほど、低く抑えられ、逆に低ければ低い程、高くなるように設定されています。
何日間もらえるの?
離職理由(自己都合・会社都合等)、離職時の年齢、離職までの勤続年数によって決まってきます(これを所定給付日数という)。
受給期間は?
基本手当を受けることができる期間は離職した日の翌日から原則1年間までとなっていて(受給期間)、この期間内で先ほど説明した所定給付日数を限度に基本手当が支給されることとなっています。
受給期間を過ぎてしまうと、たとえ所定給付日数の支給がまだ終わっていなくても、それ以降は支給されなくなってしまいますので注意が必要です。
そのため、離職したらできるだけ早くハローワークで手続きをするのが望ましいでしょう。